時代を超えて変わらず人気の薩摩切子。
近年、アーティストたちの移住が増えたり、世界文化遺産登録をめざした活動が盛り上がりを見せるなど、勢いのある鹿児島。前回の「今、行きたいのは鹿児島。古くて新しいカルチャーに刺激をもらう」に続いて、外せないマストゴー・スポットをお伝えします。
メイド・イン・鹿児島アイテムなら、ここ!天文館にある「216 JUNCTION STORE」は、鹿児島の作家による器やアクセサリー、洋服などのお店。作り手の顔がみえるような、温かみを感じるアイテムが並びます。
また、おいしいコーヒーのほか、ショウガ・レモン・タンカンピール・スパイスとまろやかなきび糖で仕上げた屋久島産のジンジャーシロップを使った「屋久島ホットジンジャー」などが飲めるスタンドも併設されていて、ドリンクでも鹿児島を感じることができます。
足を伸ばして、パワースポット桜島に!また、鹿児島に来たらはずしてほしくないのが「桜島」です。鹿児島港から桜島港はフェリーで約15分と気軽に行ける距離。しかも、24時間運航です。
今も噴煙を上げる活火山である桜島。島民はいろいろな知恵をいかしながら火山とともに生きています。観光スポットとしても火山特有の勇壮な景色や温泉、溶岩で作ったピザ窯でのピザ焼き体験や、海中温泉探検など、火山と自然を生かした様々なプログラムを楽しむことができます。
桜島の北側、白浜町にある「カフェしらはま」は、農薬と化学肥料を使わずに育てた野菜や果物を使ったお店。桜島大根・桜島小みかんなどを生産する農家が経営するとあって、採れたての新鮮な食材が並びます。
いただいたのは、季節限定の「桜島大根づくしワンプレートランチ」。大根のみそ汁からはじまり、大根ポタージュ、大根グラタン、大根とカボチャのステーキなど、すべてのメニューに大根が使われていました。桜島大根は甘みがあってやわらかく、どんなお料理にもぴったりで、身体が喜ぶお味でした。その他にもカレーやシフォンケーキ、ベーグルなど、さまざまなメニューがあります。桜島に行ったらぜひ立ち寄りたいお店です。
鹿児島散策は「かごりん」で!ほかにも、魅力的なスポットが点在する鹿児島市。3月1日にスタートした「かごりん」で、市内を楽しくめぐる旅はいかがでしょう? 「かごりん」は鹿児島市のコミュニティサイクル。市内20カ所に設置されたサイクルポートでいつでも自転車を借りることができ、好きなポートで返却することができます。 実際に乗ってみたところ、歩くには少し遠いかなと思った場所も自転車なのでスイスイ。あっという間に到着しました。携帯電話を使っての使用申し込み(登録)も簡単です。移動途中、思いがけないショップに出会えたりしたのも、自転車だからこそ。「かごりん」で、新しい鹿児島の魅力を発見できるかもしれません。 ますます盛り上がる鹿児島!
3年後の2018年、鹿児島は明治維新から150年という節目の年を迎えます。薩摩藩の足跡をたどるイベントなど、これから様々な催しが目白押しです。
節目を迎えてこれまでを振り返り、またこれからに思いを馳せる。そんな鹿児島の、力強い鼓動を感じみてはいかがでしょうか。
もちろん、「黒豚」「鹿児島ラーメン」「ポテト菓子」に「白熊」など、おししい食べ物も待っていますよ。
桜島小みかんや椿油、鹿児島モチーフのパッケージがかわいいお茶など、友人たちが喜びそうなお土産もたくさん。