(c) The SAZABY LEAGUE
パンケーキにサードウェーブコーヒー、日本に上陸するたびに行列のできる、昨今のアメリカン・フード。この次行列必至なのは、グルメバーガーとも言われています。
NYで長蛇の列、シェイク・シャックのハンバーガー(c) The SAZABY LEAGUE
2016年に東京に1号店をオープンする、NY生まれのハンバーガーショップ、「シェイク・シャック(Shake Shack)」。ハンバーガーショップというと、ファストフードのイメージですが、シェイク・シャックは素材を活かしたグルメ系バーガーで、日本にもあるNYの有名レストラン、「ユニオン・スクエア・カフェ」などを手がけた、ダニー・マイヤー(Danny Meyer)氏の創業。ZAGATの上位にもランクインするレストランと同系列の、なんともリッチなハンバーガーショップなのです。
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「NYでナンバーワン」とも称されるハンバーガーに使われるのは、ホルモン剤や抗生物質を使わずに育てたアンガスビーフ100%のミート。また、波形カットのフライドポテトは、すべて店内で仕込んでおり、オーダーを受けてからフライするのだそう。もちろん定番のシェイク、そしてアイスクリーム、フローズンカスタードなどもあって、6店舗あるNYでは、どこの店も長蛇の列だそう。
アルコールもOKなので、気軽なディナーにもシェイク・シャックの素晴らしいところは、ハンバーガーショップでありながら、アルコールドリンクを楽しめること。NYの店舗では地元産のビールやワインも置いてあり、東京の店も同じようにするとのこと。気軽なディナーとしても利用できそうです。
筆者はハンバーガーショップのフライドポテトが好きなのですが、イートインだとビールはないし、テイクアウトだとポテトが冷めてしまうので、これまでは我慢していましたが、揚げたてをビールとともにいただける、と聞くと、並んでも行ってみたいと思います。
シェイク・シャックはファストフードの気軽さと、高級レストランのような素材のクオリティを併せ持った「ファイン・カジュアル」というアメリカのレストランの新しいカテゴリー。日本への出店を手がけるのは、Ron HermanやAfternoon Teaなどのライフスタイルブランドを展開するサザビーリーグということで、東京の1号店は、大人の女性がくつろげる雰囲気のお店になりそう。2020年までに、日本に10店舗を計画しているとのことで、今から上陸が楽しみです。