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毒素をカラダの外へ。生ハチミツの食べ方【あるベジタリアンの食卓】

2015/02/22 21:30 投稿

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花粉症対策として、この季節になると生のハチミツを1日にティースプーン1杯程度とるようにしています。アーユルヴェーダでは、生のハチミツは、重たい質や毒素を排出する助けになるものとして使われているのです。また、スウェーデンのルンド大学による最新の研究によると、生のハチミツには13種類の乳酸菌が含まれており、既存の抗生物質に耐性を持ち、重篤な症状の原因になる細菌(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌・緑膿菌・バンコマイシン耐性腸球菌など)すべてに効果があることがわかったそう。つまり、抗生物質の効かないウイルスに効果がある、ということです。

ただし、市販されているほとんどのハチミツは加熱処理をされています。アーユルヴェーダでは、加熱したハチミツは毒素になるとも考えられています。加熱処理をしたものは、この乳酸菌が死んでしまうので、ハチミツを選ぶときは非加熱の生ハチミツを選ぶようにしましょう。最近はローフードがブームになっていることもあり、デパートなどで生ハチミツも販売されているようです。また、生ハチミツは、熱いお茶やコーヒーなどに入れたり、お菓子作りに使ったりと加熱をした状態で摂らないようにします。温かい飲み物に入れるのであれば、人肌くらいに冷ましたものにします。

生ハチミツの効果は絶大で、ちょっと鼻がぐずぐずするな、というときなど、すぐにおさまってしまいます。いままでで一番効果が感じられたのはイタリア産のユーカリの生ハチミツですが、最近のお気に入りは、国産のみかんの生ハチミツ。プーさんのようにいくらでも舐められそうなおいしさなのです。

今日食べたもの: ヤーコンとひじきの炒め煮

ヤーコンはあまりなじみのない野菜かもしれませんが、時折いつもいく八百屋さんにもおいてあったりします。見かけはさつまいものようですが、味は梨のようなかんじ。甘くてシャキシャキとした食感です。

みじん切りにしたしょうがヤーコンを炒めたら、戻したひじきを加えてざっと炒めます。醤油でコトコトし、一度冷ましてからもう一度加熱してできあがり。煮物などは、冷めていくときに味が入っていくので、一度冷ましたほうがおいしいのです。ヤーコンの甘さを生かした甘辛味で、ごはんがすすむおかずです。

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