そして、日本のオリーブの産地といえば、小豆島。一年中温暖で水はけがよく、夏は日差しが強くて乾燥するという風土が地中海に似ているからかもしれません。
そして、その小豆島の山田オリーブ園が、なんと、日本初のオーガニックオリーブの栽培に成功したのだそうです!
じつは、オリーブアナアキゾウムシという日本特有の害虫がいるため、日本でのオーガニックオリーブ栽培は不可能とされてきたのだそう。でも、毎日、1本1本樹を見て回れる本数に限定し、ゾウムシの生態を研究することで、無農薬でオリーブを守ることに成功したのだとか。
その山田オリーブ園で、10月からオリーブの収穫が始まります! 初収穫ということで収穫量がかなり限られているため、今年のオリーブの実の予約受け付けは残念ながら既に終了しています。
現在販売しているものは、まず小豆島産オーガニックオリーブリーフティー。注文を受けてから手摘みで葉のみを収穫し、熱湯でゆでた後天日干ししたものを、そのまま届けてくれます。また、クリスマスリースの材料としてオーガニックオリーブの枝葉も販売しています。
オリーブは、サラダやマリネはもちろん、パン生地に入れて焼いてもいいですし、パスタなどとも相性がいいですよね。たとえば、レタスとツナ缶とオリーブとアーモンをお皿に盛って、サウザンドレッシングなどをかければ、簡単に香ばしくて香りのいいサラダがつくれます。存分に、オリーブの風味を楽しんでください!
収穫量が増えれば、今後、オリーブオイルなども販売されるかもしれませんので、毎年秋になるちょっと手前に「オーガニックオリーブはどうかな?」とチェックするといいかも。
手塩にかけて育てられた日本初のオーガニックオリーブ。是非、食べてみたいものですね!
[山田オリーブ園]
text by 林美由紀
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FMラジオ放送局、IT系での仕事人生活を経て、フリーランスモノ書き。
好きなものは、クラゲ、ジュゴン、宇宙、絵本、コドモ、ヘンテコなもの。
座右の銘は「明日地球がなくなるかもしれないから、今すぐ食べる」
モノを書く以外にも、イラストレーターと合同でカフェでの作品展示など、形にとらわれない創作活動も。
木漏れ日の下で読書と昼寝をする生活と絵本に携わることを夢見て、日々生きています。子はボウズ2人。
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