ちなみに、アーユルヴェーダでは、1度の食事で甘味、塩味、酸味、辛味、苦味、渋味の6つの味をとることがおすすめされていますが、日本の伝統的な食事をしていれば、自然とこの六味は入っているもの。また、中国の陰陽五行では、青(緑)、赤、白、黒、黄の五色の食材を使った食事がおすすめされていますが、これも和食ですべてをとるのはとても簡単です。栄養素について頭で考えなくても、五感で感じるものだけでバランスのいい食事ってできるものだとおもいます。
今日食べたもの:五色定食買い物に行ったばかりで食材が豊富にありました。何を食べようか迷ったので、色で食材を選ぶことにしました。青→小松菜、赤→にんじん、白→白米・大根、黒→ごぼう、黄→しょうが。ちなみに色には、それぞれ心身への効果があります。このことについては、また別の機会にお話ししたいと思います。
青の小松菜はナムル風にしました。生姜を千切りにし、ごま油でチリチリになるまで熱します。さっと茹でた小松菜に回しかけて、塩で味を整えて完成です。赤のにんじんは油で炒めて、醤油と醤油麹で味を調えました。白の白米に雑穀を混ぜたごはん、お味噌汁は米味噌を使って具は大根です。黒のごぼうは、軽く炒めてから赤味噌ときび砂糖でコトコト。五色を取り入れることを意識すると、自然と食卓も彩り豊かになりますね。