こんな素敵なコンセプトを掲げるカフェが、昨年の夏、高田馬場にオープンしました。世界中を旅するように暮らしてきたオーナー夫妻のこだわりや、想いがたっぷりとつまった「地球を旅するカフェ」です。
すべてのものから伝わる、それぞれのストーリー旅するように日常を生きること。
一杯のコーヒーに思いを馳せること。
今日食べたものが、地球のどこから来て、どんな人が作っているのか、そんなストーリーを創造してみること。
それは、地球を旅する、日々の物語。
「地球を旅するカフェ」は、その店名の通り、オーナー夫婦が旅をしながら出会ったレシピやアイディアがたっぷりとつまった愛に溢れるカフェ&バー。
旅の途中、タイ北部で出会ったコーヒーは、少数民族アカ族の村で手摘み栽培されているオーガニックのコーヒー豆。アカ族の青年が、お母さんのコーヒー豆を流通させようとチェンマイでカフェを開業していたのです。
コーヒーのおいしさとそのストーリーに感動し、直輸入しているのだそう(詳しいエピソードはこちらで読むことができます)。コーヒーに限らず、店内にあるものすべてにそれぞれストーリーがあり、それを聴くだけでもワクワクしてきます。
驚いたのは、すべて自然素材を使用したオールハンドメイドという内装。スケルトンの状態から2か月半かけて、すべてを手作りしたのだそう。まさに、こだわりぬいたカフェです。
おすすめヘルシーメニューメニューは、スパイスや食材にこだわった、おいしくてお酒がすすむ楽しいものばかり。
野菜を中心としたメニューなので、年末年始に食べ過ぎてしまった人、女性やベジタリアンにも最適です。オーナーの山下夏沙さんが教えてくれた、今の季節のおすすめメニューがこちら。
パレスチナのスパイスとオリーブオイルを使用した、オーガニックひよこ豆のサラダ。
「アフリカンサモサ!」
野菜だけで作ったサモサはケニアのレシピ。スパイスと唐辛子が効いていて、ビールにとっても合います。売上の10%を、ウガンダの地域団体へ支援しています。
「チリ&スパイス・フェアトレードホットチョコレート」
ペルーのフェアトレードカカオを使用したホットチョコレート。身も心もポカポカと温まり、これからの季節にピッタリです。
何よりうれしいのは、夜はバーになり、世界のお酒やワインが楽しめること。その土地のお酒を飲みながら、旅の話で盛り上がるなんて素敵です。
世界中から集めたとっておきのアイディアや雑貨、そのひとつひとつに想いがつめ込まれた空間。ここで、まるで異国の地へ想いを馳せるひとときは、なんともロマンチックなもの。ひとりでゆったりと、大勢でワイワイと、1年の始まりに訪れたい楽しいカフェです。
[地球を旅するカフェ]
住所:東京都新宿区高田馬場2-12-5
電話:03-6265-9482
営業時間:14時〜18時(Cafe time)18時〜23時半(Bar time)
定休日:不定休
アクセス:JR・西武新宿線 高田馬場駅 早稲田口より徒歩5分
東京メトロ東西線 高田馬場駅6番出口より徒歩2分