そのなかでも画期的なアイテムが、フランスの「Withings」という企業から発売になった「Aura(オーラ)」という「起床ランプ」。オーラはiPhoneにつないで操作するのですが、いわば目覚まし機能のついたランプで、マットレスの下に敷く薄いマットとケーブルでつながっています。このマットが「睡眠感知センサー」となっているんです。
使い方は簡単。ベッドに入るときに、iPhoneで起床時間を設定し、ランプを起動。すると、心を落ち着ける色のうす明かりが灯り、海の音などのサウンドが流れます(iPhone上で好みのサウンドに変更も可能)。心地よい明かりと音楽の中、うとうとしだすと、センサーマットが「いちばん眠くなった」ときの体のサインを感知、明かりが徐々に消えていきます。
起床の環境も心地よくしてくれるまた、起床時にはセンサーマットが、目覚まし設定時間の20分前から設定時間までの間でいちばん起きやすいタイミングを感知。青い優しい光を顔に当ててゆっくりと起こしてくれるので、二度寝してしまった! なんてこともなさそうです。
そんな「睡眠トラッキング・システム」のついたシンプルなランプのお値段は、300ユーロ程度。iPhoneユーザー限定にはなりますが、これからさらに注目される予感がします。
[Withings]