ほとんどの女性にとって、およそ1ヶ月にいちどは意識することになる卵巣。身近な器官のわりに、生理痛だとかPMSだとか、あまりいい印象で扱われなかったりします。その卵巣は、実は女性ホルモンのカナメ。女性ホルモンのバランスがよくなれば、生理の際の不調も、肌の不調も、むくみも解消されるといいます。

では女性ホルモンを整えるにはどうしたらいいのか......。そのひとつの方法として見つけたのが『卵巣呼吸法』でした。

卵巣の声を聞いて呼吸する

簡単に言うと、卵巣を意識して呼吸をすること。だからとにかく簡単だし、ただ呼吸をするだけなので副作用もありません。

そのコツは、

「体や心の悪い部分を治してやろう」

などと考えるのではなく、卵巣がもともと持っているエネルギーを引き出すつもりで、卵巣の声を聞いてみる......。

(『卵巣呼吸法』P21より引用)

そんな気持ちで行う卵巣呼吸法には、流れがあります。ここでは、そのなかでポイントとなる部分をご紹介します。実際に行うときは、流れの最初からきちんとすることが大切です。

息を吸うときに蓮の花が開くように卵巣が大きくなるイメージで。息を吐くときは、蓮の花が閉じるようなイメージで。

(『卵巣呼吸法』P54より引用)

女性は花に例えられることがあります。この呼吸法では、自分の体のなかに花があって、その花を自分の意識で咲かせるような意識が大切だということです。

生活をしていれば、気持ちがしぼみそうになることも、心が枯れ果ててしまうようなできごとに巻き込まれることもあります。そんなストレスがあるとどうしても、体に不調が出てしまいがちです。そんなとき、この呼吸法とともに、自分には、身の内に花を咲かせることができることを思いだしたいものです。

[卵巣呼吸法]

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