パーティや外食、おせち料理でごちそうが続き、胃を酷使しがちなお正月。薬に頼る前に、ぜひおすすめしたいのが「キャベツ」です。
おなかに優しい野菜、キャベツキャベツには、食物繊維やビタミンU、ビタミンCなどの栄養素が豊富に含まれています。
ビタミンUは、キャベツから発見されたビタミン様成分で、ビタミンUは、胃酸の分泌を抑え、胃や腸の粘膜を健康に保つ働きがあるため、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防や改善に効果が期待されています。「わかさの秘密」より引用
このビタミンU、胃腸の粘膜を修復するために、たんぱく質の合成を活発にし、傷ついた粘膜を治す働きなどがあるのです。ビタミンUは市販されている胃腸薬にも含まれていることが多く、キャベツにちなんだ名前の胃腸薬が多いのも納得できます。
3ステップの簡単サラダ
さらに、キャベツには、食物繊維をはじめ、ビタミンC、カリウム、カルシウムなどのミネラル類が豊富に含まれているのも特徴。風邪予防のためにも、積極的に取りたいものです。そこで、切る、混ぜる、漬ける、だけの簡単でちょっとおしゃれなキャベツサラダのレシピを。どんなメインディッシュにも合う万能サラダです。
キャベツとドライアプリコットのサラダ
<材料>
キャベツ 350g
キャラウェイシード 小さじ2分の1
塩、コショウ 少々
白ワインビネガー 大さじ3(マイルドなお酢なら何でもOK)
なたね油 大さじ4(お好みの植物性オイルでOK)
ドライアプリコット 50g
あさつき
<作り方>
1、キャベツは固い部分を取り除き、細切りにしておく。
2、キャラウェイシードを砕き(包丁で刻んでも)、塩、コショウとともにキャベツが入ったボウルに入れ、手で1分ほど揉みながら混ぜる。そこに白ワインビネガーを入れ、続いてなたね油も入れてさらに混ぜる。
3、ドライアプリコットを小さい角切りにし、2のボウルに混ぜ入れる。その後30分ほど寝かせ、味を染み込ませる。
4、刻んだあさつきをふりかけて出来上がり。
「essen & trinken」より引用
キャラウェイはあまり馴染みがないスパイスかもしれませんが、キャベツとの相性がとてもよく、キャベツを使ったその他の料理にもおすすめです。ドレッシングや、チーズ、スープなどとも高相性。キッチンに常備しておくと、料理の幅がひろがります。
cabbage via Shutterstock
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