もうすぐお正月。初詣はどこにお参りするか決めましたか? 気持ちよく参拝するために、神社での作法をおさらいしてみましょう。
参道の中央を歩かない鳥居をくぐる前に一礼を。参道は左右どちらかに寄って歩きます。
手を清める鳥居から先は神聖な空間ですので、くぐる前には衣服を整え、軽く一礼します。背筋を伸ばし、きちんとした姿勢を心がけましょう。参道の中央は神様が通る道なので、進むときは参道の中央は避け、左右どちらかに寄ります。
次に参道脇にある手水舎で手を清めます。作法はこちら。
参拝の正式作法まず、右手で柄杓を取って水を汲み、それをかけて左手を清めます。次に、左手に柄杓を持ちかえて、右手を清めます。そして、柄杓を右手に持ちかえて、左の掌に水を受け、その水を口にいれてすすぎます。(柄杓に直接口をつけないよう注意しましょう!)
すすぎ終わったら、水をもう1度左手に流します。使った柄杓を立てて、柄の部分に水を流してすすぎ、元の位置に戻します。
神社に参拝するときの正式な作法は、現在は「二礼二拍手一拝」が基本。まず、拝殿の正面に立ち、軽く会釈をし、鈴があれば鳴らします。鈴の音は邪気を祓う力があるとされているため、音がでるよう力強く鳴らしましょう。(中略)
そして、「二礼」。神前に向かって、二回深くおじぎをし神様へ敬意を表します。
基本は二礼ニ拍手一拝。例外は出雲大社で、二礼四拍一礼が参拝の作法とされています。作法を守って晴れやかな気持ちで新年をスタートしたいものです。
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(マイロハス編集部)