毎年、この時期におこる「どうしよう。あの人へのプレゼントまだ買ってない!」問題。この種の悩みは、どうやら万国共通のようで、ドイツのウェブサイト「LIVING AT HOME」でおもしろい企画が組まれていました。
その名は「Geschenke bis 50 Euro(50ユーロ以内で見つけるギフト)」。ここでは最近のヨーロッパのトレンドを意識しつつ、日常生活で使えるもの、エシカルなもの、といった視点でセンスのいい品々が紹介されています。
贈り物のヒントになる気の利いたアイテム
まずは、ベビーアルパカの湯たんぽ。ベビーアルパカは一般的な羊毛に比べ、摩耗しにくく、毛玉がほとんどできないのが特徴。また手触りも優しくやわらかです。
次は、大理石でできたまな板です。熱を伝えにくく、浸透性が低いため、生地をこねるのに最適。パン、お菓子作りが好きな方へ贈りたいアイテムです。またプレートとして、フルーツやチーズなどをのせても。
丸みを帯びた底の部分美しいウイスキーグラス。手のひらに優しくおさまり、ガラスのカーブがアロマをいっそう引き立てる、洗練された設計が魅力的。
毎日を彩るエシカルでおしゃれなものこちらは、デンマークデザインのオーガニックコットンの食器拭き。台所になにげなく掛かっているだけでおしゃれな雰囲気になります。毎日使うものだから、使うごとに肌になじむものを。
ナチュラル素材にこだわり、余計な香料などは使用していない大豆ワックスから作られたキャンドル。また、CO2ニュートラルで、すすが出ず、汚染物質を含んでいないためエコフレンドリーでもあります。見た目もキュート。
食事用トレイとしても使える、リアルオークのまな板は、天然素材ならではの木目が美しく、誰かに見せたくなります。お客さまにお茶やコーヒーを出す際のお盆としても使えそう。
これらにはそれぞれ、「素材」に「デザイン」に「コンセプト」に強いこだわりが見られます。贈り物を探す際にも、まずはこだわりたいポイントや優先したい軸を決めてしまうことがコツなのかも。喜ばれるだけでなく、その人にしっくり馴染む、ずっと愛される。そんな素敵な贈り物が見つかりますように。
Christmas gifts via Shutterstock