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冷え性対策からデトックスまで。「目的別足湯術」ですっきり改善

2014/11/21 23:30 投稿

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常に手や足が冷たい。そんな女性ならではの冷え対策として、ぜひこの季節おすすめしたいのが足湯です。好きな音楽をかけながら、あるいは雑誌や新聞を読みながら、服を着たままリラックスして行えるのがいいところです。

そしてこの足湯、さらに楽しむには、どのような効果を望むかにより少しずつ足湯の「仕方」を変えるといいそうです。

足や体の状態に合わせて足湯法を変える

例えば仕事から帰ってきた、ヒール疲れの足洗面器に35℃の人肌ほどに温めた湯をはり、そこにラベンダーオイルを数滴垂らします。ここでのポイントは、短時間でよいということ。5分ほど足をつけたらもう血行がよくなっているため、その後ブラシあるいはタオルで、リンパの流れる方向に沿って優しくこすってあげるとよいそうです。この「足のブラッシング」が、血行をさらによくする刺激となるからです。

また、週末や時間があるときに行いたいのが足裏・角質ケア。同じく35℃のお湯をはり、そこにリンゴ酢を適量いれます。20分間つけておくと角質がやわらかくなり、取れやすくなるそうです。

足の臭いが気になるときにはセージを。セージをお湯と一緒に15分間ぐつぐつ煮だし、この煮出し液を35℃まで冷まして、その中に10分足をつけます。これを毎日、何週間か続けて行うと汗と臭いの元が抑えられるそうです。

ちょっと悪寒がする、そんなときや、風邪予防にも足湯は効果的です。35℃のお湯にローズマリーオイルを数滴たらし、15分ほど足をひたします。15分経ったらまた温かいお湯を注ぎ、お湯を常に35〜45℃ほどに保つようにします。終わったら良く足をかわかし、あたたかい靴下をすぐに履きましょう。ローズマリーオイルには血行を良くするだけでなく、あたたかさを持続させる効果があります。

デトックスをしたい場合は、お湯の温度を37〜40℃と少し高めに設定します。高めにすることで新陳代謝機能があがり、毛穴が開いて発汗作用が促されるそう。ここに大さじ3杯の塩を入れます。塩は、できれば市販の専用バスソルトで「死海の塩」などを。PH値は8.0がデトックス効果が一番高く好ましいそうです。この場合は30〜60分。体中の老廃物を出しきるためには、60分ほどした方がよいとしています。この場合もお湯の温度ができるだけ下がらないようにお湯を足してゆくのがよいでしょう。

足湯の注意点は、始める前に水をよく飲んでおくことが大事だと言います。これは足湯を行っている間に体の血液循環系に負担をかけないようにするためです。足湯だからといって侮らず、足に怪我をしている人もまず、専門医に事前に相談することをお勧めします。

冬の寒い季節。冷えが原因による病気を防ぐためにも、自分の体を労わり、足湯で元気に過ごしましょう。

[Kneipp]

foot bath photo via shutterstock

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