時代を越えて愛されるイギリス発あったかニット

17世紀から、イギリスとフランスの間にあるガンジー島に伝わる漁師さんのニットが、ファッションコンシャスによみがえりました。伝統の編み方を大切にしながら、現在のフィッティングで、今年人気のミモレ丈スカートとの相性も抜群なのが、「ガンジーウーレンズ」のニットです。 漁に出るご主人のために編みあげたのが始まり

QUILL　19,000円（税別）

過酷な漁に出るご主人のために、少しでもあたたかいものを、また、漁をしていると前みごろだけが劣化するので、前後ろを反対にしても着られるデザインをと考えて生み出されたのがガンジーセーターです。今でも、パートナーの温かみが感じられるハンドメイドで編み上げられ、歴史的なパターンやディテールも楽しむことができます。

今シーズンのテーマは「海からの贈り物」

シンプルで素朴なデザインが多いのですが、今シーズンのレディースニットは、「海からの贈り物」をテーマに、伝統的なアラン柄のショート丈ニットが登場しました。アラン柄とは、アイルランドのアラン諸島の船乗りのために500年前から編まれている独特の模様のこと。波やロープなど海にまつわるデザインで、歴史がありながら、古さを感じさせないデザインです。

歴史と当時の女性たちの愛情が感じられるガンジーセーター。寒くなると欠かせないニットですが、このセーターなら心まで温かくなりそうですね。

[ガンジーウーレンズ]

お問い合わせ：03-5466-3442（渡辺産業）

blue-ball-of-wool via Shutterstock