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幸せの一歩とは。石井ゆかりさんの言葉

2014/11/07 22:00 投稿

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ステキな男性と大恋愛の末の結婚。そんな少女のころの憧れは、年を重ねるにつれ、いつしか大きなプレッシャーへと変貌をとげてゆきます。

自分で築いた壁の大きさに気づいたころから、すこしづつ引き算がはじまります。まず王子様はあきらめて、ふつうの人と。つぎにお城もあきらめ、ちいさいながらも楽しい我が家で......。そうしていろんな夢をあきらめたはずなのに、まだ幸せになれないのはどうしてなのでしょうか?

幸福のもとは、愛情

そもそも「結婚しなければ幸せになれないわけではない」と言うのは、マイロハスの星占いエッセイでおなじみの石井ゆかりさんです。

石井さんは著書『結婚へつづく道』にて、幸福についてこう書いています。

幸福な人は「すべての条件が満たされているから幸福」ではないのです。

(中略)

後悔もあれば、不満もあるでしょう。怒りや呪い、嫉妬や孤独感さえあると思います。そうしたものがないから幸福、なのではなく、そうしたものがあっても幸福、なのです。

(『結婚へつづく道』P62より引用)

幸福とは、満たされた条件の多い少ないではない、別のなにかがもととなっているようです。

ではそのもととなるものは何なのでしょうか? 石井さんはこう言います。

幸せは条件によって作られるものではなくて、自分の手の中にある他者への愛情から、ちいさな芽を出します。

(『結婚へつづく道』P92より引用)

たとえば自分の得にもならないのに、だれかの苦しみを救おうとする思い。そんな自ら湧き出る清らかな愛情が、幸福のもとになるのかもしれません。

[結婚へつづく道]

relax via Shutterstock

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