レモンティーとは一見ミスマッチな会社という気もしますが、日本で味噌や醤油と並んで伝統的な保存食のひとつが「乾物」。光浦醸造では、乾燥米麹など乾物も数年前から製造・販売しており、長い間培われてきた乾燥技術がこのレモンに活かされています。
フレッシュなレモンの場合、長く浮かべると苦くなってしまいます。原因は皮の白い部分。しかしこの紅茶のレモンは昔からのノウハウを生かして皮までしっかり乾燥させているので、苦味の出るスピードが遅く、長くレモンの風味を楽しむことができます。実際、大きめのマグカップで飲んでみたところ、最後までレモンを入れたままでおいしく味わえました。
また、原料はすべて国産。レモンは特別栽培の「エコレモン」です。「エコレモン」は皮の白い部分が少ないため、苦みが少ないのが特徴。また、減農薬で栽培され、防かび剤やワックスも使っていないので、安心して皮まで使えます。ちなみに、乾燥は使えなくなった味噌醤油の木桶を解体して外壁に利用した乾燥工場で行っているそう。また、紅茶は農薬や化学肥料を使っていない国産茶葉を使用しています。
自分のためだけに手軽にレモンティーが楽しめる「フロートレモンティー」。北野エースやGeorge's、サロン アダム エ ロペなどで取り扱っているほか、光浦醸造オンラインショップでも入手できます。なお、お店で購入する際にはあらかじめ在庫を確認してください。