しかし、その「もったいない」の言葉が生まれた日本での、まだ食べられるのに廃棄される「食品ロス」は年間約500~800万トン。おにぎりに換算すると1人当たり毎日1~2個捨てていることになり、しかもその量の約半分は外食ではなく家庭から出ているのです(「政府広報オンライン」より)。
現在、環境省及び農林水産省は「食べもののムダをなくそうプロジェクト~食品ロス削減のため、できることから始めよう~」を行っています。また、関東九都県市廃棄物問題検討委員会では10月31日まで「食べきりげんまんスマイルフォトコンテスト」も実施中。ウェブサイトには、残さず食べ終えた笑顔の写真が掲載されており、みんな満足げです。
食品ロスを減らす「もったいない」の心最近では、外食してもご飯などの量を調整できる店も増えています。また、家庭では「消費期限(開封していない状態で、表示されている方法に従って保存したときに食べても安全な期限)」と「賞味期限(開封していない状態で、表示されている方法に従って保存したときにおいしく食べられる期限)」の違いをしっかり把握することも重要です。(「政府広報オンライン」より)
「もったいない」という言葉の発祥の国として、できることから始めてみたいと思います。
[政府広報オンライン , MOTTAINAI , 食べきりげんまんプロジェクト]
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