ケーキやスコーン、カナッペなどが美しく盛られた3段重ねのティースタンド......
すこしずつ色々なものを食べたい女性にとって、アフタヌーンティーのサービスは嬉しいものです。
このアフタヌーンティー、1840年代のイギリスが発祥のティー文化で、もともとはオペラなどの観劇の前に小腹を満たすものだったそう。私たちは習い事に行くまえなどに、アフタヌーンティーを取りいれてみるのもよさそうです。
本来、アフタヌーンティーは日本の茶道のようなもので、飲食するだけでなくテーブルセッティングや花、室内装飾などをトータルで楽しむのが流儀なのだとか。そう思うと、海外旅行をしたときなど、ホテルのラウンジでちょっと優雅に楽しみたくなります。
本格アフタヌーンティーを体験日本から2時間ちょっとで行ける台湾で、ことし5月オープンした「マンダリンオリエンタル台北」でも、このアフタヌーンティーは大人気なのだそう。街の喧噪もとどかない深い緑のなか、お城のようなホテルのラウンジでは、あちこちでアフタヌーンティーを楽しむ女性たちの姿があります。
フルーツをふんだんに使ったスイーツは目も舌も楽しませてくれますが、台湾にしかないグァバのジャムやマカロンもおすすめ。美容効果も高い台湾茶とともに、オリエンタルなティータイムが満喫できるでしょう。
アフタヌーンティーをティースタンドでサービスするようになったのは、マンダリンオリエンタルホテルが初めてとのこと。そのフラッグシップ・ホテルである香港の「ザ・ランドマークマンダリンオリエンタル」ではいま、「パーフェクト イン ピンク&パープル アフタヌーンティ」という彩りもロマンチックなアフタヌーンティーを10月末まで楽しむことができます。ヴーヴクリコのピンクシャンパンがついたコースもあり、軽めのディナーにもなりそうです。
売り上げの一部はチャリティに売り上げの一部は、乳がんへの啓蒙を深めるためのチャリティとして、乳がん支援団体に送られるのだそう。アフタヌーンティーで、シャンパンも楽しめて社会貢献できるなんて、ちょっと嬉しい気分。
温暖な台湾や香港は、これから冬の季節がベストシーズン。ホテルで優雅にアフタヌーンティーを楽しんで、乳がんへの啓蒙を深めたいと思いました。