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赤銅色の月を見上げよう。「皆既月食」を楽しむイベント情報

2014/10/02 23:30 投稿

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10月8日(水)18:14頃から、2011年12月10日以来、約3年ぶりとなる「皆既月食」が起こります。そこで観察のポイントやオススメの皆既月食観察イベントをご紹介します。 皆既月食観察ポイント

まずはじめに、なぜ今回の皆既月食が絶好の条件なのかというと、以下の3つの要素があげられます。

①全国で見ることができる
②観察しやすい時間帯で見ることができる
③ほとんどの地域で食の全過程を見ることができる

皆既月食の時間経過は、以下のようになっています。

皆既月食の時間経過(全国共通)

部分月食の始まり 18:14 
皆既月食の始まり 19:24 
食の最大 19:54 
皆既月食の終わり 20:24 
部分月食の終わり 21:34 

東京の日の入りは17:16 、月の出は17:07。部分食が始まる18:14頃、東の空の低いところに見える月も、皆既食の間(19:24~20:24)は東南東の空にうつり、部分食が終わる21:34頃には南東の空の高いところに見えます。平日の夜ということもあって、会社帰りに空を見上げる人も多そうですね。

欠け始めの18:14にはまだ月が昇っていない地域もありますが、皆既食となる19:24から20:24の間は全国で見ることができます皆既食は約1時間続き、その間は月が完全に影の中に入ってしまう皆既月食となるので、月は見えなくなってしまうわけではなく、幻想的な赤銅色の丸い姿となって見えます。そして皆既食が終わると、月は左から白くなってゆきます。

日食のように観察地によって時刻が変わるということはなく、全国どこでも同じ時刻に始まって終わります

六本木ヒルズや熱海サンビーチでの観察会も

大勢でわいわい皆既月食を楽しみたい人向けに、さまざまなイベントが開催されます。

[六本木ヒルズ・Roppngi Hills 皆既月食観察会]
日時:10月8日(水)18:00~22:00
※皆既月食は19:24~20:24、18:14頃から部分食が始まるため欠けている
月を見ることができます。
※最終入場は30分前
※雨天・曇天時は中止
場所:森タワー屋上「スカイデッキ」
料金:無料 ※ただし、スカイデッキまでの入場料(一般2,000円)が必要
参加方法:開催時間内に「スカイデッキ」にお越しください。
※スカイデッキでの観察会は雨天・荒天により中止となることがあります。

[皆既月食MOONLIGHTヨガ]
日時:10月8日(水)19:00~20:30
SUNRISE ヨガ :10月9日(木)早朝5:30~7:00
場所:熱海サンビーチ親水公園(〒413-0014 静岡県熱海市渚町)
対象人数(定員):150人×2回
参加費用:1500円(2回参加の方は2000円)
参加方法 :公式サイトより申し込み

その他の地域でも、おもに科学館などで観察会が催されますのでチェックしてみては。日本中でさまざまな人たちが1つの月を同時に見上げる。そんな一体感をも味わえるひとときになりそうです。

[AstroArts, 六本木ヒルズ, はまぎん こども宇宙科学館, 皆既月食MOONLIGHT&SUNRISEヨガin熱海]

photo via shutterstock

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