グルテンによるアレルギー症状などで体調が優れない人でも安心して食べられるのがグルテンフリー食材。小麦やライ麦の代わりに米粉、とうもろこし粉、ジャガイモ粉などが使われることが多いようです。
安心して食べられるグルテンフリーの食品はおうちでも作ることができます。今回は、六本木にある「Happy Cooking」で、簡単にできるグルテンフリーのパンケーキづくりを教えていただきました。
えん麦パンケーキのレシピ
[材料(直径約8cm、10枚程度)]
A 米粉...100g、ベーキングパウダー...小さじ1、えん麦...約10g
卵...L玉1個
きび糖...40g
無調整豆乳...80g
菜種油...小さじ1
バニラオイル...適量
[作り方]
1. Aを合わせてふるっておく
2. 卵の卵黄、卵白を別々のボウルに入れる
3. 卵黄をときほぐし、きび糖の3分の1を加え、泡立て器で白っぽくなるまでよくすり混ぜる
4. 3に菜種油、豆乳、A、バニラオイルの順番に加えて粉っぽさがなくなるまで泡立て器でよく混ぜる
5. 卵白をハンドミキサーで泡立てる。大きな泡がでてきたら、きび糖を3回に分けて加え、その都度よく泡立てて、固めのメレンゲを作る
6. 4に5の3分の1を加え、しっかりとなじませてから、残りのメレンゲを加え、ゴムベラでふんわりなめらかになるまで混ぜる
7. 熱したフライパンに生地をながし入れて両面を焼く
ポイントは、卵黄と卵白を別に泡立てること。ホットケーキミックスを使う際も別々に泡立てることで生地がふんわりします。フライパンはテフロン加工のものがおすすめ。油はひかず、生地を流し入れる前に火から一度あげて、冷やした布巾で熱をとるときれいに焼けます。今回は米粉にえん麦を加えましたが、オートミールなどでもOKです。
こんなにグルテンフリーが話題になってきているのは、自覚症状がない軽いアレルギーの人も含めると年々グルテンアレルギーが増えている背景があるようです。
原因は、ここ20年くらいでパスタやラーメン、小麦粉のお菓子の摂取量が増えたこと、食生活の変化により日本人の栄養バランスが崩れてきたことにあるとか。
アレルギーの症状としては、膨満感、逆流性食道炎、便秘、口内炎、蕁麻疹、抜け毛、不妊症、低血糖、腹部痙攣、疲労、糖尿病などなど多岐にわたります。
思い当たることがあったら、病院で調べてみるといいかもしれませんね。