その名も『小池龍之介 1日を大切にする気づきの手帳2015』と題したこの一冊は、小池さんらしいこのような言葉からはじまります。
過去も未来も、幻。「今」に没頭するための手帳
「今」に没頭する。
未来の期待や心配は忘れておく。
過去の失敗や悔いは捨てておく。
未来は、まだ生じていないがゆえに、幻。
過去は、すでに生じて今はもうないがゆえに、幻。
「今、この瞬間」のみが、現実。
幻の中にいると、心が濁ってくる。
(『小池龍之介 1日を大切にする気づきの手帳2015』より引用)
じぶんの感情を知るノートとしても使える通常の手帳のように、今週は何をやる、来週は何をやる、などと未来へと心を動かすことをせず、1ページをまるまる使って「今日のページ」にしています。そんなオリジナリティーあふれる本書の特長をまとめるとこうなります。
・365日分のオリジナルの言葉を掲載
・自分の感情の波を記録する「快、不快の波線」付
・自分の欲と怒を書き記す「欲望と怒りの感情のメモ」付
・季節を感じられる「七十二候、二十四節季」付
・月の満ち欠けを知る「月齢」付
つまりスケジュール帳であると同時に、自分自身が感じている感覚への気づきを記録できるノートでもあるのです。
昨日や明日に思いを惑わされることなく、「いま、やるべきこと」を順々にそして淡々とやっていくことで、心に涼風が吹くという教えを伝えてくれる『小池龍之介 1日を大切にする気づきの手帳2015』。1年後のじぶんが楽しみになる一冊です。
[小池龍之介 1日を大切にする気づきの手帳2015 , PR TIMES]
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