NYに引っ越してから1年半、健康食品店で買い物をしていて感じるのは、日本よりも食料品の流行がわかりやすいなぁということ。ココナッツやアーモンドなどこのブログでも紹介していますが、最近のアメリカの健康食品店での注目食材は、このチア・シードではないかなと思います。
チア・シードはミント属の植物で、古代マヤ・アステカでは大切な食料源だったそうですが、成分や効能などを調べていたら納得です。なんと、食物繊維が何と玄米の約8倍、心臓などに良いと言われるオメガ3脂肪酸も食料品のなかではタントツで、その他にも鉄分、カルシウム、マグネシウム、鉄分、亜鉛などが豊富に含まれています。
味もクセがないので、スムージーなどの飲み物に入れたり、パンやケーキ、サラダやスープ、などなど色々な料理に使えてとても便利。ゴマをすこし小さくしたような粒でちょっとキヌアと使い勝手が似ているかもしれません。チアシードとごまの違いは、ごまはすらないと栄養素を十分に活用できないと言われていますが、チア・シードは殻の性質の違いで、そのままでも体内で栄養素を使うことができるようです。
中米やメキシコでは、チア・シードに水と砂糖、ライムを混ぜて作られたチア・フレスカという飲み物などで親しまれていますが、この粒は水に浸けておくと、種の周りがゼラチン状になってプルプルとしてくるので、食感もトロッとしていて美味しそう。
私はちょっとジュンサイにも似ているなと思ったので、自己流で酢の物に混ぜてみたり、蕎麦のつゆに入れたり、アーモンドバターをパンに塗って上に振りかけたりと、色々試していますが、どうやっても美味しくなるので、すっかりハマっています。
日本の食材にとても合うのでとってもおすすめです。ぜひ、試してみてください!