「みんなちがって、みんないい」故・金子 みすゞさんはこう謡いました。たしかにそう思いうけれど、その反面人生には「不公平だ」と運命をなげきたくなることも多くあります。

そもそも運命とは、いったいどのように決められているのでしょうか? そのヒントはホ・オポノポノの第一人者であるマベル・カッツさんの著書のなかにありました。

運命を変える記憶の手放し方

あなたの記憶が考え方を支配し、考え方が行動を支配し、そして行動があなたの運命を決めるのです。

(「よみきかせ ホ・オポノポノ 子供に、そしてあなたの中の≪ウニヒピリ≫へ インナーチャイルドの成長と癒し」p51より引用)

つまり運命を決めるもとは記憶といえます。記憶に運命を支配されているとしたら、そこから抜けだす方法はあるのでしょうか? その答えはこの一文にありました。

記憶の支配を止める唯一の方法は、「ありがとう」と言うことです。そして、手放しましょう。

(「よみきかせ ホ・オポノポノ 子供に、そしてあなたの中の≪ウニヒピリ≫へ インナーチャイルドの成長と癒し」p45より)

「ありがとう」それだけです。「記憶よ、いままでありがとう。でももう必要ないの」と手放せばいいのですね。でもそんな簡単なことでは手放せないと思うときは、考え方を変えてみるのもテかもしれません。

「~のせいで」を無理にでも「~のおかげで」に変えてみるだけで、過去の経験に対する見方が変わります。たとえば「あの人のせいでこうなった」と考えるなら、それを「あの人のおかげでこんな経験をした。だからきっと似た経験をしている人の役にたつかもしれない」などと変えてみるのです。

だれにでも、人生を変える力がある

それでもやっぱり運命を変えることなんて無理だと思ったときには、著者のこんな言葉を思い出したいものです。

私たちはみんな、外側の誰にも、なにものにも頼らずに、人生を変えられる力を持っているのです。-マベル・カッツー

(「よみきかせ ホ・オポノポノ 子供に、そしてあなたの中の≪ウニヒピリ≫へ インナーチャイルドの成長と癒し」p82より引用)

環境を変えるほどの力はないからと、人生をあきらめなくていいんです。外側から変えるのではなく自分の考え方を変えるだけで、自然と運命を変えることができるのです。そしてその力はきっと、だれもが持っているものなのです。

[よみきかせ ホ・オポノポノ 子供に、そしてあなたの中の≪ウニヒピリ≫へ インナーチャイルドの成長と癒し]

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