秋のお散歩がてら、ぜひ行ってみたいなと思っているのですが、お出かけ前にじっくり見ておきたいのがこちらのサイトです。
「ものづくりびと」たちの思いを共有出店者一覧のページからそれぞれの出店者のページへ進むと「もみじ市」への思いや当日のディスプレイのイメージなどが語られています。このページを見ているだけでもワクワクして、当日への期待が高まります。それは、陶芸家、布作家、料理家、音楽家、農家、イラストレーター、エッセイスト、カフェなどさまざまな 「ものづくりびと」たち自身が、楽しみながらこのイベントを計画しているのが伝わってくるからなのでは、と思います。
ページをのぞいていると、きっと好みの出店者がみつかるはずです。私がいいな、と思ったのはこんな方たちです。
nuriのアロマキャンドル。中世のボタニカルアートを彷彿とさせる繊細で可憐なたたずまいです。
こちらは、小菅幸子さんの手によって生み出されたボタンなどの小さな陶器たち。アイシングクッキーのようなブローチやあたたかみある人形は、ぜひ手にとってみたくなります。
「絵本の中のスープとブローチ展」という、ちょっと変わったお店も。wato kitchen×ナカキョウ工房のユニットはスープとブローチで絵本のような空想の世界を表現してくれます。スープもオブジェとおもいきや、ちゃんと飲める本物のスープだそう。
自然だけどカラフルな雰囲気のチェー屋さん、手作り靴屋さんで体験できるファーストシューズ作りのワークショップ、刺繍やプリント、ジャガードの色鮮やかな傘屋さんにも心惹かれました。
皆で「好き」を共有する場もみじ市は、事務局スタッフのかたがたのコメントからも、イベントを大切にする気持ちが伝わってきます。事務局のリーダー柿本さんはもみじ市の魅力についてこう語っています。
表現の道に生きるものづくりびと。その魅力を伝えたいスタッフ。好きなものを好きだというお客さん。伝えたいもの、表現したいものは、きっとみんなが持っているはず。自分は一人じゃないんだ。そんな風に感じてもらえるもみじ市になればと願っています。
(もみじ市公式サイトより)
皆が「好き」を共有する場、もみじ市。ぜひ、サイトで前夜祭のムードを満喫してからお出かけください。
[もみじ市2014]