卵で、豆乳で、ポテトサラダ【根本きこの島ごはん】

どうしても、無性に食べたくなるもの。ポテトサラダは、そんな料理のひとつです。
ふかしたてのジャガイモとマヨネーズの組み合わせは、年齢問わず誰もが大好きなメニュー。

うちではそのときどきで、マヨネーズを卵で作ったり、豆乳で作ったり。気分でアレンジしてポテサラをこしらえます。

まず卵バージョン。卵黄1個、白ワインヴィネガー（または米酢）大さじ１、塩少々をよく混ぜます。ここにオリーヴオイル20ccとサラダオイル230ccを少しずつ加えてとろりとさせます。仕上げに粒マスタードを加え出来上がり。ワインヴィネガーの代わりにシークワーサー果汁にしたり、ドライのハーブミックスを加えたり、いろいろ試してみてください。

豆乳バージョンは豆乳40ccと白ワインヴィネガー大さじ１、サラダオイル30ccをボールに入れ、冷蔵庫で20分ほど冷やします。じゃがいも大4個を皮ごとふかし、皮をむいておきます（うちでは圧力鍋を使用。おもりが揺れてから6分。その後、自然に圧が抜けるまで待ちます）。ボールを取り出して、泡立器で混ぜます。すると、とろーりと乳化します。塩と粒マスタードを加え出来上がり。オイルは癖のないタイプならなんでもOK。グレープシードオイル、太白ごま油などでもおいしく出来ます。ただ少しだけ、香りのよいオリーヴオイルをアクセントに加えるのがコツ。

卵でつくったマヨネーズは多めに出来るので、保存して他の料理にも使えます。ポテサラには空気にさらした玉葱のスライスやコーン、茹でた人参やいんげん、塩もみしたきゅうりなど、野菜たくさんでも素敵です。そして翌日コロッケにするのも最高。