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誰かを悪く言いたくなったら。心にとめておきたいこと。

2014/08/21 13:30 投稿

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気の置けない友人であつまると話が盛り上がり、言わなくていいことまで言ってしまうときってあります。たとえば第三者に対する愚痴や、悪口ともとれる文句もそのひとつ。

その場にいない人に対してあれこれ言うのは良くないとわかっているのに、雰囲気に流されてしまい、結果友人を失うことも。

悪口は悪口を生む

軽い気持ちで言ってしまった悪口はいったいどうなるのでしょうか。

まず友人にだれかの悪口を言った場合、その場では自分の言葉に共感してくれた友人も、心では「この人は私のいないところで私の悪口も言っているのでは?」と不信をおぼえます。そして「悪口を言う人とは距離をおこう」となります。

それだけでなく、不信をおぼえた友人がほかの人にその気持ちを伝えたとしたら、悪口が悪口を生み、めぐりめぐって多くの人に嫌われるきっかけにもなります。

そのような状況について『続・こころのふしぎ なぜ?どうして?』ではこう書かれていました。

悪口ばかり言っていると、そのことがかんけいない人たちにまでつたわり、やがて自分が悪口を言われる人になってしまいます。

(『続・こころのふしぎ なぜ?どうして?』111ページより)

口に出すことで、自分の心にもどってくる

ではなかなか会えない遠方の友人になら、広まらないので言っても大丈夫なのでしょうか?
もちろんそんなことはありません。同書ではこうも書かれています。

人を悪く思う気持ちを口に出すと、その言葉は自分の心にもどってきて、心を黒く、べったりとよごします。

そして、心が真っ黒になると、世の中のすべてが悪く見え、いやなことばかり考えるようになってしまいます。

(『続・こころのふしぎ なぜ?どうして?』112~113ページより)

だれに言うかは問題でなく、言ったか言わないかが問題のようです。たしかに心が黒くなると、だれかのほほ笑みすら冷笑にとらえてしまいます。

このようにモラルの問題を差し引いても、自分も周囲にも悪影響をおよぼす悪口や失言。改めて理解することで、つい言ってしまいそうな場面がきても、この知識が抑止力になってくれそうです。

[続・こころのふしぎ なぜ?どうして?]

Dreamsl via Shutterstock

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