たとえやりたくてはじめた仕事でも、どこか不平不満や被害者意識といった否定的感情が湧き出てくるものです。「こんなはずじゃなかった」そう思うこともあるかもしれません。

本気で辞めるほどではないけれど、もう少しモチベーションを変えたいという場合におすすめなのが「ヨガのように仕事をする」という意識のありかたです。

仕事をしながら意識を高める方法

じっせん こころのヨーガ』ではこのように書かれています。

仕事そのものに没頭して生きることで

自我を離れて、意識を高めていくことが可能です。

社会の中での自分の役割を

純粋な意識を通して直観できれば

仕事の結果や報酬に縛られることなく

仕事を通して自分を限りなく成長させていけます。

(『じっせん こころのヨーガ』86ページより引用)

否定的な感情はさしはさまずに、ひとつずつこなしていく。もちろんもうダメだと感じるときは逃げる勇気も必要ですが、そこまでではない場合、自我(エゴ)から離れ純粋な心になるいい機会だと理解しながら仕事に没頭してみるのもよいかもしれません。

働く=傍を楽にすること

また仕事そのものに関しては、このように書かれています。

働くということは「傍を楽にすること」。

自分が働く、行為することが

自分のためだけでなく

傍を楽にし、人の役に立つことだとすれば

嬉しい気持ちで毎日を過ごすことができます。

(『じっせん こころのヨーガ』100ページより引用)

自分が働くことできっと誰かの役に立つ。そう思うだけで、仕事ができるこの状況に感謝したくなります。

なにをするにしても自分勝手な欲望だけでは続かないものです。そこに人とのつながりを感じ、また自分の存在を受け入れてもらえる瞬間があるからこそ頑張れる。仕事とはそういうものなのかもしれません

[じっせん こころのヨーガ]

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