久し振りにNYから戻ってきました! 日本の夏は湿度が高くて大変ですが、ミーンミーンと蝉の声がしたり、夏祭りの太鼓や風鈴の音、カキ氷の暖簾、風情があって、暑さを楽しめてやっぱり良いなぁと、染み染み感じています。
東京に戻ってきてさっそく出掛けたのは、小金井市にある江戸東京たてもの園でした。以前からずっと行ってみたいと思っていた場所です。
江戸東京たてもの園は、1993年3月28日に開園した野外博物館です。園内には江戸時代から昭和初期までの30棟の復元建造物が建ち並んでいて、まるで時代がトリップしたような雰囲気。現地保存が不可能な文化的価値の高い歴史的建造物を移築して、復元・保存・展示し、貴重な文化遺産として次代に継承することを目指しています。
ちょうど私達が行った時は夕涼みのお祭りの日で、ジブリの立体建造物展も展示されていて、人が沢山集まっていてとても楽しい雰囲気でした。たてもの園にある銭湯は、ジブリの映画『千と千尋の神隠し』に出てくる油屋のモデルになっているそうです。子供達は、空っぽのお風呂が嬉しくて皆、きゃっきゃっと騒いでいます。
広場では私が好きな炭坑節『月がぁ 出た出たぁ。月が~ぁ出たたぁ あーよいよい!』や、東京音頭が流れていて、日暮れの中、盆踊りの影を観ていると、子供の頃の夏休みに戻ったような、切ない気持ちになりました。
来年の夏も、また来たいと思う素敵な博物館でした!