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アポロ計画の品々も! 見て、感じて、楽しむ日本最大級の宇宙イベント

2014/07/26 09:30 投稿

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NASAエリアのはじまりは「DREAMERS」。月や星は、いつの時代も作家や芸術家たちにインスピレーションを与えてきました。レオナルド・ダ・ヴィンチ、ジュール・ヴェルヌ、H・G・ウェルズ......彼らの作品や発想は、未来の宇宙開発の一助となっていきます。

みなさん、こんにちは。アストロ・コミュニケーターの景山えりかです。

今年の夏は、宇宙がブームです! すでに本連載で紹介した「ミッション[宇宙×芸術]-コスモロジーを超えて」や、「コニカミノルタプラザ特別企画 月の神秘展」など、宇宙をテーマとする展覧会やイベントが各地で開催され、盛り上がりを見せています。

そんななか、満を持して大本命が登場しました! 国内最大級の宇宙イベント「宇宙博2014-NASA・JAXAの挑戦-」です。

宇宙開発の軌跡を目の当たりにする

「JAXA・日本の宇宙開発エリア」より、小惑星探査機「はやぶさ」の実物大モデル(左)。小惑星イトカワから回収したサンプル(なんと実物!)も公開(右)。宇宙のカケラをこの目で見られるなんて、大感激!

このイベントは、NASA(アメリカ航空宇宙局)とJAXA(宇宙航空研究開発機構)の協力のもと、宇宙開発の第一歩から最新の活動までを、約9,000平方メートルという大フロアで一挙に紹介。

実物大モデルや貴重な実物資料など、約500点もの展示品が一堂に会し、リアルな宇宙をさまざまな角度から体感できます。展示構成は、「NASAエリア」「JAXA・日本の宇宙開発エリア」「未来の宇宙開発エリア」「火星探査エリア」の4つに分かれていて、それぞれに見どころがいっぱいです!

アポロ計画の品々も! アジア初のNASA公認・世界巡回展

アポロ司令船の実物大モデル。パラシュートは、太平洋上に着水した際に使用された本物です! ところどころの破れ目や汚れがリアル。

なかでも、私がいちばんワクワクしたのは「NASAエリア」。アジア初の開催となる、NASA公認の世界巡回展「NASA:A HUMAN ADVENTURE」が、ここで見られるんです!

NASAと聞いて、真っ先に思い浮かべるのは、人類が月着陸を目指したアポロ計画。月着陸船の乗員室や司令船、月面車などの実物大モデルを目にしていると、宇宙に夢を託した当時の人びとの情熱が伝わってくるような気がして、胸が熱くなります。

NASAが開発した宇宙服。こうして並ぶと、まるでアート作品のよう。

私は、宇宙開発の歴史や科学技術に詳しい方ではありません。それでも、展示品のひとつひとつから、宇宙に挑み続ける人類のストーリーが感じられ、心に響いてくるものがありました。

NASAの宇宙飛行士とその妻たち、宇宙開発にかかわった人たちなどが、雑誌『LIFE』の表紙を次々と飾りました。当時のアメリカの宇宙人気がうかがえます。

2,000点もの品が揃う特設ショップ

特設ショップ「SPACE SHOP」には、公式キャラクター「キュリオくん」のグッズも勢揃い。キュリオくんは、ナポリタンが大好きな男の子。宇宙のことを考えると、頭が宇宙空間みたいにどんどん膨らんでしまうのだそう!

各エリアを堪能した後は、特設ショップ「SPACE SHOP」でお土産を物色。店内には約2,000点の宇宙グッズと宇宙関連書籍がズラリと並び、子どもから大人まで楽しめるテーマパークのような賑やかさ。お気に入りのアイテムを選ぶひとときは、まるで宝探しのような楽しさです。

宇宙博2014-NASA・JAXAの挑戦-」は、宇宙開発に興味のある人はもちろん、何気なく空を眺めるのが好きという人まで、誰もが宇宙との出合いを楽しめる、この夏必見の宇宙イベント。

宇宙の世界を自分にぐいっと引き寄せる、またとない機会になるはずです。


宇宙博2014-NASA・JAXAの挑戦-

会期:7月19日(土)~9月23日(火・祝)※会期中無休
時間:9:30~17:00(入場は閉場の30分前まで)
会場:幕張メッセ 国際展示場10・11ホール(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
交通:JR京葉線 海浜幕張駅下車 徒歩5分
アクセス
入場料:一般2,500円、高校・大学生1,500円、小・中学生900円(価格は税込)

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