真夏の夜は、窓を開けて夜空を眺めるのも楽しいもの。ビール片手に星を眺めているだけで、心がほぐれていくような気がします。ときには月や太陽、宇宙のことに思いをめぐらせてみたり......。
そんな人にぜひ足を運んで欲しい場所が、長野県南牧村にある野辺山高原。一角に建つ「国立天文台野辺山」で、この夏見逃せないイベントが行われます。それは、8月23日に行われる、年に一度の特別公開。
めったに聞けない、天文学者たちの講演
提供:国立天文台野辺山
国立天文台野辺山は、日本の天文学研究の中枢ともいうべき場所。世界中から多くの研究者が訪れ、研究が行われています。
イベント当日は、銀河系の中心を観測できる直径45mの電波望遠鏡の内部や、太陽の表面をモニタリングできる電波ヘリオグラフの各観測室を公開するほか、第一線で活躍する天文学者の話を間近で聞くことができる「特別講演会」やスタンプラリーなど、さまざまな催しが行われます。
提供:国立天文台野辺山
星空の聖地・佐久で、夜空をたっぷりと楽しむ提供:八ヶ岳グレイスホテル
じつは天文台がある長野県佐久地域は、「星空の聖地」と呼ばれるほど夜空が美しいことで有名。標高1000mもの高さに位置し、晴れた日が多く空気も澄んでいるため、夜になると、まるで空から星が降り注いでくるよう。そんな景色をひとめ見たいと、多くの天体ファンが訪れます。
周辺には、親子で宇宙や太陽系などについて学べる「佐久市子ども未来館」や本格的な設備でスタッフの解説とともに星空を楽しめる「うすだスタードーム」など、見どころもたくさん。
女性限定のモニターツアー開催行ってみたいと思った人に朗報。国立天文台野辺山の特別一般公開に参加できる女性限定の「星空の聖地プロジェクト モニターツアー」が開催されます。
22日に東京駅を出発。野辺山付近でガイドと一緒に星空観察会を行い、「八ヶ岳グレイスホテル」にチェックイン。翌日、天文台の特別一般公開に参加するというプラン。応募はJTB中部上田支店まで。
この夏は都心をちょっぴり離れてリフレッシュ。美しい星空をたっぷりと満喫したいです。
[国立天文台野辺山,星空の聖地プロジェクト モニターツアー]
girl via Shutterstock
コメント
コメントを書く