環境や天気によって体調が著しくかわり、梅雨のようにムシムシした毎日が続くとどうも気分までけだるくなってしまいがち。なかには低血圧が原因の頭痛に悩まされる方もいるかと思います。
夏の暑さは体温を上昇させ、低血圧になりがちだとされていますが、もともと低血圧の方は一気に血圧が低下しやすくなるため、より注意が必要だそうです。
低血圧を防ぐには?ドイツ人の心臓医の権威ノーベルト・スメタックさん(Dr. Norbert Smetak)が、低血圧を防ぐ方法を紹介していました。大事なのは毎日の心がけで、わたしたちにできることと言えば以下のようなことがあるそうです。
1、水を適度に飲むこと。また塩分の少し含まれたスポーツドリンクなどもよい。
2、お風呂に入った際、熱い湯→冷たい湯のように交互にかける
3、空気通りの良い恰好をする、また風通しのよい場所にいるようにする
4、アルコールをできるだけ控える
5、暑い日中は出かけるのを控え、そうでなければできるだけ日傘をさす
「Internisten im Netz」より引用
スメタックさんによると、2を行うことはとくおすすめだそう。表皮の温度変化で、血管が拡張や縮小を繰り返すため、体全体の血液の流れの調節がうまくいくようになるのだとか。
低血圧のとき、ひかえた方がい運動それでも立ちくらみがひどい場合、どうしたらいいでしょう? 人によって低血圧のその症状の感じ方はまちまちなので、どれだけひどいのかを的確に知ることは難しいといいます。
あまりにもクラクラが続き、血の巡りに何か問題がありそうだと思ったら、ご自身の普段している運動そのものを見直す必要がありそうです。
血管の拡張をうながし、症状をひどくするゆっくりな運動(ヨガ、ウォーキング)などはしばらくお休みし、機敏な動きの必要な(たとえばテニスなど)は低血圧予防に効果的だそうです。
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