見習いたい松井選手の潔い言葉
それは国民栄誉賞を受けた松井秀喜選手が、自身を酷評するメディアに対し記者に告げた、こんな言葉です。
記者が書くことは僕にはコントロールできません。僕はコントロールできないことには関心を持たないんです。
(『「3行日記」を書くと、なぜ健康になれるのか?』P206より引用)
つまり、他人の言動といったコントロールできないものに振り回せれるのは意味がないから、関心をもたないということです。
コントロールできないことに振り回されていると、ストレスがたまり、環境や状況の変化にもついていけなくなる。すると自分自身をもコントロールできなくなってしまいます。
そこで他人の言葉や周囲の状況にストレスを感じたとき、それは自分でコントロールできることなのかどうか頭の中で整理してみる。そして「これは自分ではどうにもならないものだ」と確認できれば、そのことに対する執着も薄れ、いい意味であきらめもつき、気持ちが軽くなるのかもしれません。
瞬間瞬間で、どこに意識をおくのかは自分次第。それさえ覚えていれば、日々のストレスは今よりもっと軽減されそうです。
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