これは体内の機能のリズムを研究する学問、時間栄養学によるものです。研究によると、体温は午後3時くらいに、記憶力は正午ごろに、運動能力は夕方にピークを迎えることなどがわかっています。朝については、食事を抜くことで身体が節約モードになってしまうことがわかってきました。
朝ご飯抜きは80kcal―100kcalの消費カロリーが節約され、(食事誘発性熱発生量がない)深夜の食事は40kcal―50kcalの脂肪が蓄積されるといわれています。120-150kcalのプラスになり一食少ないはずが、かえって太るという結果に。
(「タニタ健康・ダイエットBOOK」より)
カロリーカットをしたつもりができていない状態になるなんて、悲しすぎますよね。そのうえ深夜の食事はカロリーが上乗せされてしまうというからコワイ......。
朝食をしっかりとることがエネルギー消費につながるそのためには、とにかく朝食を食べること。タンパク質と糖質をきちんと摂ることで身体がきちんと目覚め、エネルギーも消費しやすくなります。つまり、朝食はほかの食事よりもしっかり摂ったほうがよいということ。さらに深夜に食事をするなら、できるだけ軽めにしておくのがベター。内臓を休ませてあげるとよいでしょう。
大切なのは食べる量ではなく、タイミング。効率的にスリムな体型を目指せる時間栄養学を、ダイエットに取り入れてみませんか。
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