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穀物、野菜、肉の順。カラダの構造から食事を考える

2014/06/03 08:00 投稿

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ポール・マッカートニーが提唱するミートフリー・マンデー。ベジタリアンになるのは無理でも、みんな週に一回くらいは肉を食べない日を作ろう!という提案ですが、ミートフリー・マンデーの解釈には、実は色々と深いものがあると思います。 日々の食事は、自分の手で取れるものを

そもそも人間の歯には穀物をすりつぶすための臼歯が20本、固いものを噛みちぎったりする門歯が8本、魚や肉をちぎるための尖った犬歯が4本あり、この歯の構造からみると、穀物>野菜>魚や肉という比率で栄養を摂ることが身体的に理に叶っていることがわかります。

また、もともとは、みな自分たちで自分たちの食べるものを作ったり、捕まえたりしてきたのですから、日々の食事は野菜や穀物、海藻や小魚といった、自分の手で取ることができるものが基本

牛のように飼育するにも多大な時間と餌が必要な、捌くにしてもとてもひとりでは出来ないような食材を頻繁に口にするというのも、考えてみればかなり不自然な話です。捕まえるのも捌くのも大掛かりなものは、昔はハレの日の食材だったはず。

世界の食糧危機の問題解決のヒントも

冷蔵庫や畜産業の普及により、現代の私たちの食生活が便利を追求するあまり、いかに不自然なものになっているのか、に気付かされますね。

加えて、牛一頭を飼育するのに必要な穀物は3〜4トン。その穀物を飢えた人々の食料にすれば、世界の食料危機問題は今よりも大きく解決されるという事実もあり、ますます様々な角度から食を考える必要性を感じます。

そういった視点で日々の食材選びや、消費について考えると、自然と日々の食生活にも変化が現れるはず。そして、いただく時には愛情を持って育てられた牛を、ココロから感謝して美味しくいただきたいと思っています。

[meatfreemondays]

female-with-daisy via Shutterstock

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