インドでは食べものなら何にでもスパイスを入れる傾向があり、クッキーやポテトチップスなどのお菓子やパン、またファストフード店で売られている炭酸ドリンクやスターバックスの軽食にまでスパイス入りのメニューがあります。
ちなみに インドのケンタッキーフライドチキンではオリジナル味が姿を消し、 スパイス風味の辛いチキンしか販売されていません。
そんなオリジナルのスパイス・メニューは日本人としてあまりなじめないものが多いものの、アジョワン入りのパンやクッキーは多くの人に広く受けいれられる味なので日本人をふくむ外国人にも人気があります。
アジョワンの成分であるチモールは、イタリア料理などにもよく使われるハーブ、タイムにもふくまれているため、アジョワンとタイムは非常によく似たさわやかな風味をもっています。
カレーに入れると上品な風味にまた、アジョワンを使ったインド料理も絶品です。いわゆる「カレー味」を作りだすスパイスとしては「クミン」を使うのが一般的なのですが、スパイスからカレーを作る際にクミンの代わりにアジョワンを入れると上品な風味のひと味ちがったカレーになります。
アジョワンはパンやクッキー、またトマトソースなどを作るときなど幅広く使え、さらに消化不良やおなかの張りにも効果的、整腸作用もあるという常備しておきたい優秀スパイスです。
[すぱいす工房]
fresh-soup via Shutterstock
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