© Rodrigo García González, Guillaume Couche and Pierre Paslier/Ooho
こちらは、ロンドンの工業デザイン科研究生で「Skipping Rocks Lab」所属の3名よって開発された「Ooho」という飲料水。新鋭クリエイターが多く参加する「Lexus Design Award 2014」で入賞し、その意義に共感する欧米メディアの間で話題になっています。
ペットボトルのかわりに、水を"オーガニック皮膜"に入れるという斬新なアイデアで、透明な水風船のような丸い皮膜を手のひらに持ち、直接口をつけて歯で穴を開け、中の水を飲むようです。
© Rodrigo García González, Guillaume Couche and Pierre Paslier/Ooho
ちなみにこの皮膜は微生物によって分解される生分解性なので、水を飲んだ後は一緒に食べてもよいし、捨ててしまってもどちらでも良いということです。ビデオ内の水の容量は、15CL、25CLで、製造量は現在1.5セント(約20円)とのこと。
一度に飲める量なので、キャンプやピクニック、避難用などに持っていくには良さそうですが、最大の問題は、飲みにくさと飲んだ後の水滴にあるようです。今後改善を加え、本格的に世に出る日はそう遠くはないかもしれません。