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ナチュラル成分でアレルギーに。気をつけたい妊娠中のコスメ選び

2014/05/26 23:30 投稿

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妊娠すると、ホルモンバランスが変わったり、つわりで食事が満足にできず栄養が偏ったりで、肌荒れに悩む女性が多いよう。

なのに、なぜか妊婦向けコスメは数が少ないのが現状です。そこで、敏感肌の人やプレママの間で話題のコスメMUQ(ムキュ)」を開発した尾崎幸子さんに妊娠期のコスメ選びについて教えていただきました。

「刺激が少ない成分」で「しっかり保湿」が大事

プレママの肌悩みで一番多いのが、「今まで使用していた化粧品が合わなくなった」というものです。その理由として、「刺激を感じるようになった」「乾燥するようになった」の2つに大きく分けられます。

刺激が強いと、シミ、シワ、たるみ、黒ずみなどの原因にもなりますので、刺激を感じやすい成分が入っていないコスメを選ぶとよいでしょう。 

 一般的に刺激を感じやすい成分
・アルコール(エタノール・フェノキシエタノール等)
・パラベン、メチルパラベン 等の合成保存料

 

自然由来の成分は、食物アレルギーと同様、肌にアレルギー症状が出る確率が一定量あります。妊娠中はとくに敏感肌になっているので、
・植物エキス等の成分の種類が5~10種類程度になっている
・長く使われていて、トラブルの発生が少ない「よく見かける成分」
を選ぶのが良いです。

また、妊娠時は乾燥肌になる人がとても多いです。乾燥した肌は刺激を感じやすく、他のトラブルに繋がりますので、保湿をしっかりするようにしましょう。植物系の保湿成分として代表的なのは、アロエ、海藻、きゅうり、ダイズ、納豆、ヘチマなどがあります。

塗り直しが肝心! 紫外線対策は念入りに

肌が弱くなっている時は、紫外線の影響を多く受けてしまいます。紫外線は乾燥につながりますし、日焼けがひどい場合は炎症が起こります。

 UVケア製品に配合されている「紫外線吸収剤」は肌への負荷が高いので、「紫外線散乱剤(酸化チタン・酸化亜鉛)」だけを配合したUV化粧品を選びましょう。「紫外線吸収剤フリー」「紫外線吸収剤不使用」と記載されたものが販売されていますので見つけやすいと思います。

 

UVは数値が高くても、2~3時間おきに塗りなおすようにしましょう。日常生活であれば、SPF20~30程度、PA++程度で十分。大事なのは数値よりも塗り直しです。また、妊娠中の肌の黒ずみについては、美白化粧品を使うタイプの現象ではありません。妊娠中の黒ずみはホルモンバランスの変化によるもの。出産後に自然と戻っていきますので美白化粧品は不要です。

妊娠中の化粧品の役割は、「出来るだけ健やかな肌を維持してあげる」ことのようです。敏感肌にはシンプルなケアを。紹介した成分を使用したスキンケア製品は赤ちゃんにも使えるものも多いので、出産後も続けて使えそうです。

[ジェネリックコスメMUQ]

woman image via shutterstock

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