梅雨の季節は外で会うよりも、お部屋でおしゃべりが楽しいものです。そんなおもてなしのひとときに話のタネにそうな、気品とセンスにあふれたひと品を見つけました。
それは島谷昇龍工房発のブランド「syouryu」のまったく新しいプロダクトである「すずがみ」です。
新鮮な形で出会う伝統工芸圧力を加えながら延ばすことを繰り返し、金槌で叩くという工程のなかで強さとしなやかさを増した錫が、手で自由に曲げたり丸めたり、用途に応じて形を作りながら使えるフシギなすずがみになりました。
つくり手は富山県高岡に4代続くおりん製作の老舗「シマタニ昇龍工房」の伝統工芸士、島谷 好徳氏。
叩く金槌の槌目によって模様がつけられています。柄は、華やかな「さみだれ」、シンプルな「あられ」、可憐な「かざはな」の3種類。
好きな形に曲げられるので、食器としてはもちろんのこと、オリジナルのオブジェも作れます。
ひとつあるだけで、使うシーンも会話もひろがりそうなすずがみ。こんな風に新鮮な形で出会えた伝統工芸にわくわくします。
[syouryu/すずがみ あられ]
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