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買い! なスキンケアコスメは、色で見極める

2014/05/13 22:30 投稿

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スキンケアコスメには、アンチエイジングしてくれる栄養分がたっぷり入っていることを期待してしまいますが、どのコスメにどれくらい栄養が入っているかは、プロでないとなかなか分からないところ。

ところが、栄養が入っているコスメの見極め方があるそうなのです! 化粧品開発者でコスメ成分アドバイザーの尾崎幸子さんに、その選び方をお聞きしました。

「コエンザイムQ10」の配合量は色で見極める!

抗酸化作用を持つ成分として、エイジングケア化粧品に配合されることが多いのが「コエンザイムQ10」。パッケージ上の成分表記は「ユビキノン」になります。

コエンザイムQ10の色は黄色です。理論的に効果が出る量を配合すると、その化粧品は黄色になるはずです。

コエンザイムQ10が最初に化粧品に配合された頃、ユビキノン配合と表記されていた化粧品が白色で、配合しても意味は無いのではないか?という問題が起こったことがあります。もちろん、微量でも配合されれば0では無く、ほんの少しでも効果は得られるかもしれません、ですが、コエンザイムQ10の恩恵をしっかりと受けるには、黄色のコスメを選ぶ必要があるということです。

「甘草エキス」も見極め可能

抗炎症、美白、抗酸化、柔軟化など、肌に嬉しい効果が多く、自然派コスメによく配合され、漢方などでも見かける成分、「甘草エキス」。この成分が適正量入っていると、茶色のように見えます。最近は原料価格の高騰で特に高価な成分となっています。色を確かめてしっかり入っているものを見分ければ、「お得な」化粧品に出会えると思います。

「ビタミンB12」は落ち着いたピンクに

肌に欠かせない栄養分、ビタミン。その中でもビタミンB12が効果的に配合されたコスメは、落ち着いたピンク色になります。パッケージ上の表記は「シアノコバラミン」で、コスメにする前の元々の色は赤です。元は粉で、そのままの色は毒々しい赤です。はじめて見た人は「人工的につけられた色?」と思いそうですが、自然由来成分のものには、こうした特徴ある色や香りがあるものも多いのです。

ただし、配合量を多く見せたり、キレイな色に見せる目的で着色料を配合している場合もあります。赤色〇号や青色〇号などが入っていた場合は、色では正しい濃度が分かりません。

着色料が入っていなくて色が出ている成分は、効果が期待できるということ。ただ、コスメは複数の成分で出来ていますから、色が無いとそのコスメに効果がないのではなく、上記に挙げた成分単体の効果を期待するなら、それぞれの色が出ているものを選ぶのがベターということのようです。

[尾崎幸子/コスメ成分アドバイザー]

rainbow-color-palette via Shutterstock

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