やっと寒さから解放されたという喜びもつかの間、またすぐに「雪が降らないかな~」と思ってしまう映像をご紹介します。それは天からの贈り物「雪の結晶」が生まれる様子を映した動画です。
こちらはロシアのИванов Вячеславさんが撮影した微速度撮影動画になります。美しい幾何学模様へと成長していく、その息をのむような瞬間を見事に捉えています。
数秒で形が崩れる唯一無二の雪結晶雪片の研究を続ける物理学者のリブレクト教授はこう言います。
地面に落ちた雪結晶はわずか数分、ときには数秒で形が崩れていきます。
(中略)
降ってくる雪結晶に同じ姿形をしたものは一つもありません。
ところが地面に着くと、まもなくその唯一無二の姿は失われます。(「スノーフレーク」11ページより引用)
唯一無二の姿はない雲から零れ落ちた氷のかけら。その儚さも魅力の一つなのかもしれません。雪結晶自体は、きっと自らの美醜について判断などしないのでしょう。
もしかしたら美しいと判断するのも人のエゴなのかもしれませんが、そうだとしてもやはりこの動画には感動してしまいます。
[スノーフレーク]
winter-background via Shutterstock
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