まず驚くのは奇抜なデザインです。シドニーにはスペースシャトル、ロンドンには飛行機、ニューヨークには気球、南アフリカのケープタウンにはカイトボードのデザインを考案中だそうで、これまでにない建物になるのは間違いなさそうです。
水も食もエネルギーも。すべて自給できる超高層ビル
建物はリサイクル可能な素材を使用し、雨水を集めて飲用水や冷暖房システムに使用できる仕組みで、水は100%自給が可能。垂直型のガーデンも計画され、超高層ビルに住みながらガーデニングも可能になります。
そして、なんと太陽の方向にあわせて建物自体が回転し、太陽光を効率的に集めて電力も自給できること。つまり、このビルにいるだけで人が生活するのに必要な水と食とエネルギーを自給できる地球に優しい超高層ビルなのです。
すべてのフロアはフレキシブルな作りになっていて、それぞれの家族構成や好みに合わせて居住空間を自由に仕切ることができます。
「こうだったらいいな」という人の願いを集めて実現してしまうリチャード・ブランソンらしい遊び心あふれた夢のようなこの計画。これまで、音楽、飛行機、電車、宇宙船などさまざまな事業を成功させてきただけに、このプロジェクトが実現するのか、今からとっても楽しみです。
[pursuitist]
Virgin Buildings: the world's greenest skyscrapers via Youtube