新しい人間関係が広がるこの時期、初対面の相手に緊張して、人疲れしてしまうこともあるかも。そんなときに参考にしたいアドバイスを書籍の中に見つけました。
見つめるのではなく、視覚で受け止めるのがコツ相手の目を見て話すのが礼儀正しい、と思っても視線が合うと思わずそらしてしまうことはありますよね。視線のやり場に困る、人と目を合わせるのが苦手、という人に参考になるのは、「目線を受け取るように見る」という方法。
相手を見ようとして情報を捉えにいくのではなく、相手の情報が入ってくるのをただ待っているだけなので、自分は悠然としていられるのです。
(中略)
また「受けとるように見る」方法は、見ている自分だけではなく、そのように見られた相手にも居心地がよいのです。
「疲れない身体」をいっきに手に入れる本 142ページより引用
目を凝らして見るというよりは、目に入ってくるものをただ見る、という感じでしょうか。たしかに、見られるほうもそのほうが受け止めてもらっている感覚になりそうで、お互いにリラックスできそうです。
頭が真っ白になるのは、鼻の中にある骨に原因が次に、緊張して声がうわずってしまったり、話しはじめると頭が真っ白になってしまう、といったケースについて。これは発声法を変えるだけでずいぶんと改善されるようです。
ポイントとなるのは「鼻」。鼻がぐずつくと、声がだしにくく頭もボーっとしてしまう。それは、鼻腔の一部となっている蝶形骨が脳の動きに影響を与えるからだということです。
発声時に鼻に息が通り、蝶形骨の動きのバランスがよくなると、脳の活性度が適切になり頭が起きた状態になるので、きちんと話ができるのです。
「疲れない身体」をいっきに手に入れる本 152ページより引用
では、鼻腔を使った発声とはどうするか。まず、両目の下あたりに左右それぞれ人差し指、中指、薬指の3本を軽くあてそこに振動が伝わるようなイメージで声を出すのだそう。これなら簡単にできますね。本書にはそれ以外にも鼻腔を使った発声法が説明されていました。
仕事や人間関係がこれでスムーズになるかも、と思うとぜひ実践してみたい方法です。
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