メタボの次に注目すべきは「ロコモ」
メタボの次に予防すべき習慣病として近年注目されている、「ロコモ」ことロコモティブシンドローム(運動器症候群)。足や腰などに何らかの問題が起き、日常生活を過ごしにくくなる状態のことで、20~50代男女の45%がロコモ予備軍と言われています。
運動不足や加齢で歩く姿勢がままならなくなれば、立ち姿も崩れ、見た目年齢が一気に老けてしまいます。そこで、今から始められるロコモトレーニング、略して「ロコトレ」を、アスレティックトレーナーでご活躍の杉山ちなみさんに教えていただきました。
自宅でカンタンにできるロコトレ
ロコトレは誰でもカンタン4ステップ!
1. 椅子に座ってかかとを床につけ、ゆっくりとつま先を上げ下げします。
2. 椅子に座って股関節をゆっくり開いたり閉じたりします。
3. ゆっくりと、椅子に座ったり立ち上がったりを繰り返します。
4. かかとを床に着けたまま転ばないように壁に背中をつけてしゃがむ。
上記を10~20回が1セット。負担を感じない程度で、できるだけたくさんおこなうのがポイントだそう。特に3と4の動きは体幹が安定していないと難しい動作なので、自分の姿勢への意識が高まります。
「良い姿勢、正しい歩き方を身につけることがカラダの最良のパフォーマンスを引き出します。日々の暮らしにロコトレを取り入れて、カラダの基礎をしっかりキープして欲しいと思います。」と杉山さん。
杉山さんは、ロコトレに大切な足の部分が意識できる「3点立ちソックス」(4月25日発売)を監修。私も履いて歩いてみましたが、常に土踏まずが引っ張られる感じがして、無意識のうちに背筋が伸び、キレイなフォームで歩いている自分がいました。
なんの問題もなく普通に歩ける今のうちにロコトレを取り入れておけば、10年後も変わらない、美しい立ち姿をキープできそうです。
以前、マイロハスでロコモ予防をご紹介した記事はこちら>>
[砂山靴下株式会社]
woman-stand-in-grass-field via Shutterstock
(Ricky)