意外かもしれませんが、ニューヨークは子どもを産み育てやすい街です。ニューヨーカーには赤ちゃん好きの人が多いので、妊婦さんや赤ちゃん連れにとても親切ですし、何より子育てサポート体制が充実しています。 充実した出産・産後のサポート

そのひとつが、近年アメリカで人気のドゥーラです。ドゥーラは、出産や産後のサポートをしてくれる女性のことで、マタニティヨガの先生がドゥーラを兼ねていたり、ベビーグッズストアでドゥーラを紹介してもらえたりします。とくに母親のサポートが得られない女性には心強い存在のようです。

その他、母乳育児のアドバイスをしてくれるラクトースコンサルタントもいます。ヘルスコンシャスなニューヨーカーは母乳育児にこだわる人が多く、母乳サポートクラスを受講したり、自宅訪問でアドバイスをもらったりしているようです。

母乳育児アドバイザーがベビーグッズのお店に

例えば、ブルックリンにある「Caribou baby」は、天然素材の玩具やおしゃれな子ども服が揃っていて、足を踏み入れたら手ぶらでは出てこられない! というママが多いベビーグッズのストア。私もここで紹介してもらったラクトースコンサルタントさんには本当にお世話になりました。

店内に併設されたスペースでは、妊娠中や産後、赤ちゃんと一緒に参加できるワークショップが開催されていて、ブルックリンで暮らすママの社交場となっています。赤ちゃんを連れて気軽にヨガをしたり、可愛いベビーグッズをチェックしながらママ友とおしゃべりしたり、と気分転換にもなるようです。

このような場所がたくさんあることが、「ニューヨークは子どもを産み育てやすい街」といわれる理由のひとつかもしれません。

 [Caribou baby]

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