最近アメリカで話題となったプロジェクト「One Picture Saves a Life」は、シェルターに保護された犬や猫たちのグルーミングや写真の撮り方次第で、里親探しのマッチング率を上げることができるんだ! というすばらしい取り組みです。
そんななか、日本では年間に殺処分される犬や猫たちは16万匹にも及びます。1日に約400匹もの犬や猫が殺処分されています。今この瞬間も殺処分を待つペットたちがいる現実......。
犬や猫を新しく家族に迎えたいと思ったとき、お金で買うのではなく、欧米のように、飼い主のいない動物をもらい受けることが当たり前の世の中になってほしいという思いをこめて作られた絵本があります。
人それぞれ、いろいろな考え方があると思います。ただ、この絵本が犬や猫をはじめ、動物をとりまく人間社会の問題のひとつを知る小さなきっかけになればと、保護ネコだった我が家のニャンコの無防備な寝顔を見ていて思うのです。
[One Picture Saves a Life,統計資料 「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」 [動物の愛護と適切な管理]]
Cat imaga via shutterstock