少し遠出をしたり、お散歩をするのには気持ちいい季節。
そこで、少し行きにくい場所にあるけれどもわざわざ足を運びたい一軒家をご紹介します。都内から約1時間。JR武蔵野線東川口駅からバスで10分ほど。そこは、もともと植木農家が多く点在した自然豊かな場所。ここにあるのが「senkiya」です。
一軒家を改装したふしぎな場所代々続いてきた植木屋「千木屋」を「senkiya」とし、一軒家を改装しながら、カフェ、雑貨店、ギャラリー、古本屋、アクセサリーショップなどが入り、お店というよりもまるでいろいろなお店が集まったバザールよう!
お客さんとして来ていた方たちが、この場所を気に入り、オーナーと意気投合。こうして、以前は倉庫や事務所として使われていた場所をコツコツと少しずつ改装していき、どんどんと広げていったそうです。
都会からすごく離れているわけではないけれども、静かで自然溢れる場所ということで、制作にも集中できるとか。この少し"不便"がクリエイティブの源になるんでしょうね。
縁側がステージにイベントを数多く開催しているのも特徴的。倉庫や車庫、縁側にステージを作ってライブを行ったり。食堂になったり、移動販売のパン屋が来たり、シンポジウムを開催したりと、イベントを主催する人がそれぞれ広い敷地を自由に使うことができます。
地元の方たちにとっては、憩いの場所として。また、のどかな雰囲気を求めて遠方からもお客さんが訪れる。
東川口の植木農家地帯に突如現れる「senkiya」は、クリエイティブなのにどこか実家に帰ったような懐かしさも味わえる、とっておきの場所です。
[senkiya]