昨年フランスで、動員120万人超えの大ヒットを記録し、セザール賞ドキュメンタリー賞を受賞した映画「世界の果ての通学路」がついに日本へ上陸しました。
あなたは信じられるだろうか。学校へ行くために15kmのサバンナを命がけで駆け抜ける兄妹がいることを。
とキャッチコピーがつけられたこの映画は、地球上の全く異なる4つの通学路を通して、未来を切り開こうとする子供たちの姿をとらえた驚きと感動のドキュメンタリーです。
通学路は希望に満ちている野生のキリンや象が生息するサバンナを命がけで駆け抜けるジャクソン。パタゴニアの大平原を愛馬で通うカルロス。モロッコの辺境の村に住み、教育を拒否する家庭も多い環境のなか通学するザヒラ。インドのサミュエルは幼い弟たちに、このうえなくオンボロな車椅子を押してもらいながら道なき道を通います。
なぜ、そこまでして学校へ通うのでしょうか? この映画を撮影したパスカル・プリッソンさんは言います。
学問が自分の将来を切り開くと信じている子どもたちだ。その日唯一の食事(給食)ができるから、何とかして学校に通う子どももいるからね。
監督パスカル・プリッソン
チケット1枚につき学校給食1食分を寄付
本作では前売り券をWEBの専用ページから購入すると、開発途上国の飢餓と先進国の生活習慣病の解消に取り組むTABLE FOR TWOを通じて、チケット1枚につき学校給食1食分である20円が寄付されるそうです。
命の危険を冒してでも学校に通う子どもたち。「学びたい!」という思いの強さがひしひしと伝わってきます。
4月12日、シネスイッチ銀座ほか、全国順次ロードショー!
監督:パスカル・プリッソン
配給:キノフィルムズ
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