暗闇のなかに横たわることで、人はカラダの芯からリラックスすることができます。たとえば疲れたときは、目を閉じて光を遮断するだけで、一気に疲れを吹き飛ばすことができるものです。これと同様の原理で、真っ暗闇のなかでマッサージを受けるサービスが、パリのモンマルトルで話題を呼んでいます。
暗闇のなかで受けるマッサージ「Spa Dans le Noir ?(スパ・ダン・ル・ノワール?)」は、目の不自由な人によるマッサージが受けられるスパ。2011年にオープンしてまもなく、2012年に話題の美容サロンやスパを決める「Lumières de la Beauté」でイノベーション賞を受賞し「l'éxpress」誌でベストスパのトップ10入りを果たしています。おしゃれ感やそのユニークなコンセプトのみならず、実力をもともなうスパなのです。
リラックス感が増す仕掛け
目の不自由な人によるマッサージという概念は、東南アジアから取りいれたといいます。マッサージ師は体の位置を把握しているから光がなくても施術できるのだそうです。施術される人は、暗闇のなかでより感覚に集中できるため、気持ちよさやリラックス感が増するのだそう。
豊富なコース真っ暗闇のマッサージルーム、小さな星が天井に見えるプライベート感満載のハマムルームなど、店内はすべて暗闇をテーマにしているので、店に入った瞬間からリラクゼーションが始まります。
また、マッサージは必要な部分を重点的に行なってもらうことも可能なのだそう。全身コースで、不要な部分の施術に時間を費やす必要がないのです。
ロミロミやアーユールヴェーダ、オリエンタルマッサージ、妊婦さん用のマッサージなど、選べるコースも豊富。パリ旅行で疲れたときに、行ってみたいスパです。
[Spa Dans Le Noir ? ]
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