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エイジレスからエイジドの時代へ!【カヒミ カリィの Wherever I go 】

2014/03/27 23:30 投稿

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NYに住みだしてから気になっていたのは、時々とても素敵な年配の女性と道ですれ違うことがあるという事でした。

アメリカは意外にも、日本よりも若さにこだわる女性が少ないように感じるのですが、それというのも白髪を染めていない人が、結構多いからかもしれません。

そんな風に思っていたところ、ブルックリンのコブル・ヒルにある素敵な園芸屋でKIN FOLK MAGAZINEのVol.10を見つけました。

アメリカ版KINFOLK MAGAZINE vol,10の表紙のモデル、Helen Storery

この号は"The Aged Issue"という特集で、表紙はまさに私が気になっていた白髪の女性がモデルになっています。

この女性はHelen Storeyというイギリス人のアーティスト・デザイナーなのですが、髪も染めていなく化粧もほとんどしていない印象なのに、とてもフレッシュできれい!

じつは、私は昔から年配の女性にとても憧れがあって、特にアメリカの女優キャサリン・ヘプバーンの事は度々雑誌のインタビューやブログでも紹介した事があるのですが、そろそろ私も本格的にその年齢に近付いてきたように感じるので、こんな素敵な女性を見ると手本になりワクワクしてきます。

katharine hepburn

私がいいなと憧れる女性は、ほかにもイギリスの霊長学者のJane Goodall や、アメリカの生物学者のレイチェル・カーソン、生命科学者の柳澤桂子さん、作家の白洲正子さんなど沢山いるのですが、やはり歳を取るほどに内面が表情やその姿に反映してくるのだなとしみじみと感じ、背筋が伸びる思いです。

Jane Goodall

PiaGronning

Sigrid Rothe

日本でもエイジレスが雑誌やテレビでよく特集されています。

でも私は、エイジレスよりもエイジドの方がいいのになぁと思うのです。どうでしょう?

NYの街で見かける広告でも、ドイツのフォトグラファーSigrid RotheやPia Gronningというオランダの年配のモデルが起用されていて、若さだけではない美しさに魅かれているこの頃です。

そういえば白洲正子さんの著書に『美しくなるにつれて若くなる』というものがありました。やはり若さと年齢は切り離せないものなのかもしれませんが、どうやら美しさというのは、それを飛び越えたところにあるもののようです。

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