実はこれまでマンハッタンでは、自転車好きの人は早朝や休日にセントラルパークやリバー沿いの自転車専用道で乗っている人が多く、車道を走って通勤や移動に使用している人は少ない印象でした。
またニューヨークではスピニングという、室内で音楽に合わせて自転車をこぐエクササイズが人気で、ここ数年お洒落なスタジオが続々オープンしています。沢山のカロリーを消費出来き、音楽に合わせてこぐことでアドレナリンが出てハイになると病み付きになることで知られているのがこのスピニング。
このように屋外でも室内でもエクササイズとして自転車を使用している人が多かったのですが、このシティバイクの登場以来、95ドルの年間パスを利用して通勤することで、地下鉄の1ヶ月パス(112ドル)を節約しようとする人や、20ブロックの移動にタクシーの代わりにシティバイクの1日パス(9.95ドル)を使う人が増えてきました。
それと同時に街で目立つようになったのが自転車店。高機能の色鮮やかな自転車やアクセサリーを扱うお洒落なお店が続々とオープンしています。
また休日にセントラルパークなどに集まって皆で自転車に乗るというミートアップもブームになってきているのだとか。私自身、今一番欲しいのが自転車。娘がもう少し大きくなったら荷台に載せてダウンタウンやブルックリンにお出掛けしたい!と夢は膨らんでいます。
日本ではおなじみの子供を荷台に載せて自転車をこぐママの姿。ニューヨークでは、今かなり新鮮です。