このところの大雪に、もうすぐ東日本大震災から3年ということもあり、防災意識が高まります。ライフラインがストップしてしまったときのために準備が欠かせないのが、水と食料のストックです。でも、いわゆる「非常食」と呼ばれる長期保存が可能なものは、合成保存料や化学調味料などが使われているものばかり。
非常食の賞味期限は1年で十分!そこで発想をチェンジ。非常食って、5年も10年も保存できるものをイメージしがちですが、まずは「いざというときにだけ使うもの」という発想を捨てて、普段から食べるような缶詰やレトルトを少し多めに常備します。それを月に1回は使い、使った分を買い足していく。そうすれば常に賞味期限が更新されるので、期限は1年もあれば十分! 自然食のお店 で購入できる無添加の保存食でも代用OKというわけです。
ストックは3日分を目安に非常食は3日分を確保しておくというのがひとつの基準とされています。日ごろ自分の食べる量から考えて4日分もあれば、買い足し忘れたときにも安心です。
非常事態だからとはいえ、同じものばかりだと飽きてしまうし、我慢して食べていればメンタルも弱ってきてしまうもの。ただでさえストレスなどで体調も崩しやすい状況なので、普段から食べなれているものを、さらにはおいしいと思えるものをストックしておきたいものです。
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